育児中の看護師が夜勤 子育て、両立して働くには
看護師 夜勤 子育て 両立するには
看護師の仕事と育児を両立させるのはとても大変!です。
特に夜勤ありきの病院などで働くママさんナースも多いでしょう。
子育てしながら看護師の仕事を続けるためには、夜勤の時の働き方、そもそも夜勤で働くかどうか、といったことも考えることが大切になるといえます。
お子さんの状況にもよると思います。
ハンディキャップを持っていたり、成長に心配なことがあったりする場合もあるかもしれません。
そうなると、夜勤はやはり難しいかな・・・という判断になるご家庭も多いのではないでしょうか。
ここでは、少しでも育児中の看護師が夜勤 子育て、両立して働きやすくするためのポイントについて掲載しています。
目次
子供が大切?仕事?優先順序を改めて確認することが大切
小さなお子さんがいるママ看護師の方が悩むことの一つが、
「夜勤」
ではないでしょうか。
夜勤が辛い、しんどい。
子育てと両立するのがもう限界・・・
夜勤の出勤前に子供が発熱、体調を崩した場合でも夫に任せて後ろ髪を引かれる思いで仕事へ行かなければならないことが続き、段々辛くなってきた・・・というママさんナースも多いのではないでしょうか。
実際、夜勤と子育て・家庭との両立が難しく、退職されるママさんナースも多いですし、雇用形態をパートに切り替え働きやすくして仕事は続けるといったママさんナースも多いです。
独身時代とはまた違った大変さが夜勤にはあります。
子育て中のママ看護師の働き方は、「無理せず」がとても大切です。
「頑張って仕事と子育て、両立しないと・・・」
と頑張り過ぎるとママ自身が過労で倒れてしまう可能性があります。
真面目な看護師さんほど、やはりこうした頑張り過ぎる傾向がありますから、時々は「私の働き方、大丈夫?無理しすぎてないかな?」と考えてみることも大切ではないでしょうか。
とはいっても、つい忙しいとそうした振り返る時間も取ることも忘れてしまうのですが・・・
子育てと仕事、どちらも大切。
確かにそう思いますが、やはり子供が小さい間は「育児を優先する」といった判断も大切ではないでしょうか。
子供が小さい時期は限られています
当たり前の話ですが、子供たちは成長していきます。
本当に母親の手助けが必要な時期って、思った以上に短いといえます。
今、お子さんの年齢が幾つか分かりませんが、これから色々なことが「初めて出来る」タイミングを迎える小さなお子さんという場合もあると思います。
そうした場合、やはり子育てを優先された方が後から後悔が少ないのではないでしょうか。
体調を崩しやすいのも幼稚園に通っている間くらいと思います。
小学校に上がると、急に体が強くなる子は多いです。
我が家の子供たちも、幼稚園まではあんなに小児科、耳鼻科に通っていたのに、風邪も全然引かなくなりました。
(1日3回、小児科に行ったこともありました。次男、長男、長女といった順番で時間差で具合が悪くなることって、稀にあるんです)
子育て中のママナースの働き方は、バランスの取れた働き方を目指すことが大切です。
むしろ、子育て優先に舵を切っても良いと思いますよ。
ご家族からのサポート状況、お子さんの成長に合わせて働き方を変えていきやすいのが看護師の仕事でもあります。
「子育てと両立して働く」
看護師として仕事は続けたい、といった答えがある場合には、その働き方ができる職場へ転職するという方法も十分ありです。
今の職場が働きやすく退職までは考えていない、といった場合にはまずは看護師長など上司に相談をされてみてください。
経験のある看護師に退職されるのは、職場としても大きな痛手になりますから働き方を変えることも検討してもらえる場合が多いでしょう。
夜勤の回数を減らしてもらったり、といったことも可能かもしれません。
しかし、全然子育てに理解の無い上司が揃っていて・・・といった可能性もあります。
その場には転職は、有力な選択肢になってくるのではないでしょうか。
看護師の夜勤は高収入、安定収入、スキルアップにはなりますが・・・
病棟勤務の看護師さんにとって、夜勤は必ずあるもの。
(中には、日勤常勤の看護師さんもいるかもしれませんが)
確かに夜勤をすることで看護師としての高収入、安定収入につながります。
日勤だけだと年収もそこまで高年収にはならないですよね・・・。
子育てにはお金もかかります。
なんとか子育てと両立しながら、夜勤もしっかり働きたい。
そうしたニーズもあると思います。
看護師としてのスキルアップに夜勤は欠かせない、という考え方も確かにあります。
しかし、先ほどもありましたが子供が小さい間は、ご家族(夫、両親)からのサポートにもよりますが、子育て優先でお仕事を続けられた方が良い場合は多いと思います。
どんな働き方が良いのか、無理なく働けるのか。
夜勤は何回までなら大丈夫か。
お子さんが1歳、2歳など小さい場合には。夜勤時に院内保育所を利用した方が働きやすいのかも考える必要があるでしょう。
子育てに不慣れな夫に任せている方が不安・・・と言ったことは、実際ありますよね。
院内保育所・託児所なら同じ施設内にありますから、何かあれば出来るだけ早く様子を見に行くことが出来てかえって安心、という考え方も確かにあります。
小児科医がいれば、診察をお願い出来ることも多いです。
子育て中のママ看護師の働き方として、どこまでなら夜勤が可能か、もしくは夜勤無しで働く方が良いのか、といったことを考えることはとても重要といえるでしょう。
看護師 育児・家庭、夜勤を両立させるためのコツ
看護師 育児・家庭、夜勤を両立させるためのコツをいくつかご紹介したいと思います。
家事を手抜きする
子育てと仕事を両立する大きなポイントになるのが、
「家事を手抜きする」
ということです。
仕事のミスが無いようにするのは、職業柄当然ですが家でも完璧を求めていると疲れ切ってしまいますし、休めません。
食洗機はあるととても楽です!
掃除機もルンバ、今は格安お掃除ロボットもありますから、それに任せましょう。
それだけでも、だいぶ家事が楽になります。
家事で大変だと思うのは、
・台所片付け、皿洗い
・掃除
・洗濯
ではないでしょうか。
このうち、
・台所片付け、皿洗い
・掃除
の負担が減るだけでも、だいぶ家事が楽になりますよ。
無いご家庭はぜひ購入をおすすめします。
自分だって稼いでいるのですから、これくらい買っても良いと思いますよ!
そして朝は出来るだけ家事をしないように準備をしておくことも大切ですね。
食事もまとめて作って小分けに冷凍してストックしておきましょう。
うちはコストコでディナーロールとか肉類など食材を買って冷凍、すぐに使える、食べられるようにしています。
本当に大変だったら、お惣菜を買ってなどでも良いですからね。
家事は手抜きをして乗り切りましょう。
背中に子供をしょいながら家事を頑張り過ぎると、腰を痛めますよ。
夫と家事・育児の役割分担をする
夫と家事・育児の分担をすることはとても大切です。
言わないと手伝ってくれない・・・といったご家庭も多いかもしれませんね。
最初が肝心ですが、途中も肝心です。
風呂洗い、ゴミ出しくらいでは足りません。
朝の子供の着替え、時間的に可能であれば保育園の送り、幼稚園のバスの送りなどもお願いしたいですね。
夫の出張と夜勤が重なったら、早めにシフト変更を
夫が出張の多い仕事で・・・
といったご家庭もあると思います。
実家、義実家のサポートが得られない場合、やはりママがシフト変更するしか無い、といったケースは多いでしょうから早めのシフト変更を上司に相談することが大切になってきます。
夜勤明け、病院で仮眠してから帰宅する
もし夜勤ありで子育てしながら働くのであれば、オススメしたいのは「病院で仮眠してから帰宅する」という働き方です。
夜勤明け、すぐに自宅に帰るとその瞬間から「超忙しい子育てタイム」がスタートします。
どんなに疲れていても休めません・・・
子供たちと遊びながら、家事をしながら、いつのまにかウトウト・・・
これでは体力が持ちません。
いまさらですが、寝不足は全てのミスの原因にもなりますし、イライラにもつながります。
院内託児所・保育所ありの病院によっては、夜勤明けの場合には、子供を昼過ぎまで預かってくれるところもあります。
お迎えに行く前に、少しでも仮眠室で仮眠を取ることをオススメします。
病院で利用出来る子育て支援制度
もし病院で利用出来る子育て支援があるのでしたら、積極的に利用したいです。
・短時間勤務制度
・夜勤免除制度
・時間外勤務の免除
・育児時間の取得
・介護休暇
・病児・病児後保育
など、病院によってそれぞれあると思います。
実際に利用出来るかどうかは、職場の状況や上司に子育てへの理解があるかどうか、といったことも関わってきますが、せっかくある子育て支援制度なのですから出来る限り利用して、子育てを楽にしたいですね。
もっと子育てしやすい職場へ転職する
選択肢として、転職もあります。
上司に相談しても何も変わらない、夜勤もこれまで通り入ってくれないと困る、と逆に説得されてしまった。
というケースは多いと思います。
人手不足だと、相談しても何も変わらないことは多いでしょう。
ママ看護師に理解があり、子育てと両立して働きやすい病院やクリニックは探すと、たくさんあります。
子供が小さい間、そうした子育てしやすい病院などに転職し、看護師の仕事を続けるという方法もあります。
などは常勤でママナース向け求人も多いです。
サポートも丁寧でおすすめです。
パートとして転職し、夜勤無し、残業無しで働く方法もありますね。
は常勤もパート・アルバイトの看護師求人とどちらも多いので、情報収集に便利ではと思います。
記事中で、
「ママさんナース、子育てと仕事を両立する職場選びのポイント」
「子育て中、ママさんナースの転職・復職にオススメ看護師紹介会社」
などをご紹介しています。
看護師の仕事を辞める
最終的に、看護師の仕事を辞めるという選択肢もあります。
子供が成長して手が離れてから、復職する。
看護師として復職が、育児ブランクが10年以上でも復職に成功されているママ看護師はたくさんいらっしゃいます。
もちろん、そこまで育児ブランクが長くなると仕事に復帰するのは大変ですし、覚え直すこともたくさんあります。
職場も限定されます。
それでも、看護師は復帰する道があるということで思い切って子供が小さい間は仕事を辞めて、子育てに専念する、という道もあります。
ご家庭の経済状況などもあると思いますが、何がベストなのかをしっかりとご家庭も相談をされながら、ママ看護師として夜勤のある働き方、夜勤の無い働き方、子育てとのバランスなどを話し合われてみてはいかがでしょうか。
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